第4章「勉強が嫌いで仕方ない人へ」〜偏差値40からの早稲田受験〜

 

勉強が本当に嫌い。
勉強が手につかない。
勉強をはじめたものの、勉強に対して大きなストレスがあり、イライラが止まらない。

 

そんな人、多いかと思います。
中には勉強ができない自分を責め、自暴自棄になったりする人もいるかと思います。

まず、ここで言いたいのは、それは決して

 

「あなたが悪いわけではない。」

 

ということです。

私が皆さんにお伝えしたいこと、大学受験が終わり、合格してわかったことの1つに、

 

「人間の感情と結果は別」

 

であるということです。

 

 

私は大学の受験勉強を始める前は、実は高校受験も経験せず、推薦入学で入ったため、大学受験は人生初の受験、そして勉強への挑戦でした。
くわえて、高校時代は部活に熱中しており、朝練もあったため、授業のほとんど居眠りをしていました。よく授業中、先生に怒られたものです。

 

つまり、私は勉強というものとは疎遠で、受験勉強を開始した当初は勉強が嫌いで仕方ありませんでした。

「いつか成績が上がり、大学に合格する頃には勉強のスーパーマンになっている。」そんなことを夢見ていましたが、現実は、大学入学後、そして大学を卒業し、社会人になった今も、実は

 

「勉強が嫌いで仕方ありません。」

 

いまだに勉強をしようとすると気分が下がりますし、少なからずストレスも感じ、本を開くのも気が引けます。

そんな私でも、難関大に合格できたのです。
勉強が嫌いなのは皆さんと同じ。

では受験前と合格後、もしくは合格に際して必要なことは何かと考えると、以下のようになります。

 

①人間そして自分というものを知ること
②勉強法の改善
③生活習慣の改善

 

 

まず、「①人間そして自分というものを知ること」については、大前提として我々人間は、生物であるということを再確認し、そしてその上で自分自身もその例外でないということを改めて考えて頂きたいです。

何が言いたいかというと、我々はロボットのように動き、働き続けることはできないということ、つまり、睡眠も取らなくてはいけないし、感情の起伏もある。集中力にも限界があります。

実は勉強が嫌いな人は、人間として当たり前の生理現象である睡眠欲であったり、感情であったりという人間の本来から備わる生物的現実を否定しがちです。

 

自分はやる気がないから寝てしまうんだ…。
私は勉強が嫌いだから集中できないんだ…。
勉強しているとイライラする。私はダメだ。
勉強の才能がない…。

などなど。

上記のようなことをよく考えてしまう人は、端的にいうと勉強というものを勘違いしています。

 

"勉強というものは生物学的ルールを守った上でこなしていくもの"

 

ということをまずは理解して下さい。


1週間の平均睡眠時間を3時間以下で過ごす。や、勉強の休憩時間を取らずに10時間続けるというのは、人間の生物学的ルールを破っているものであり、不可能なことです。

私は1週間の平均睡眠時間は7時間程でしたし、休憩も1時間〜1.5時間おきに取っていました。それでも難関大に合格できました。むしろ、体調管理をしっかりし、自分をコントロールすることの方が合格への近道であり、王道なのです。

 

次に②の「勉強法の改善」につきましては、いくつかポイントがありまして、

・「勉強スケジュールを試験日から逆算して、今何をすべきかを整理する。」→例)今はセンター試験30日前だからテスト演習中心にするなど。

 

・「集中力が維持できるよう、勉強科目、場所等を工夫する。」→例)今日は数学やる気でない。だから国語をやろう。勉強部屋では集中ができないので、リビングで勉強しよう。など。

 

・「自分なりの勉強テーマを持って、勉強に臨み、PDCAを実行する。」(*PDCAサイクルとは…Plan(計画)→Do(実行)→Check(評価)→Action(改善)を繰り返すことで、業務をどんどん改善していく手法です。)→例)英語の文法が弱いので、今日は文法をやる。このままのペースでは受験に間に合わない。勉強量を増やしてみよう。など。

が挙げられます。


勉強法を良くするには、いかに集中力を切らさないか。テスト合格のために効率的に知識をインプット、アウトプットができるかが肝となってきます。これらを意識して、勉強に取り組んでみましょう。

 

最後に「③生活習慣の改善」につきましては、
体調管理もさることながら、どちらかというと"ライフスタイル"の改善というということです。

"ライフスタイル"とは、あなたの生活ひいては人生の価値観であり方向性、つまり今あなたにとって何が大切だとか、どういったことが楽しみなのか、何が目標なのかということです。

 

人それぞれ価値観はあるかと思いますが、もし今、厳しい受験という環境に身を置いているのであれば、あなたの生活の優先度の高さを勉強に置きましょう!

 

スポーツに例えるならば、オリンピックで金メダルを取るためには、多くの時間と人間関係を犠牲にし、それに取り組むことが求められます。勉強も同様、難関大に合格している人は多くのものを勉強に費やしています。分かりやすくいうと、覚悟とそれに対する実行を着実にこなしています。

 

あなたは勉強、受験に対してどれだけのものをかけることができますか?どれだけ勉強にストイックになれますか?そのやり方がわからないのであれば、単純に勉強のため、成績が上がることに関係のないこと、活動は一旦控えてみましょう!

 

さて、最後にもう一度、自分自身を分析し、振り返ってみましょう!あなたが勉強に対して嫌いと感じる時はいつですか?またどんな理由でしょうか?それが自分なりに明確になったら、その理由を潰し、勉強に対する生産性を上げていきましょう!

 

まとめると…

 

「勉強は嫌いのままでいい。それを自ら上手くコントロールし、計画的かつ効率的に勉強すれば、難関大に合格できる!」

 

以上、お読みになって頂き、ありがとうございました。

 

 

第3章「勉強をはじめた人へ」〜偏差値40からの早稲田受験〜

 

 

自分自身の目標、そして志望校が明確になってきた皆さん。そんな今あなたがすべきことがいろいろと見えてきたかと思います。

 

しかし、何からどのようにして、どれだけ勉強したらいいか分からないという人が多いと思います。

 

そのような時は以下のポイントを改めてチェックしましょう!

①志望校のランク
②必要科目
③競合するライバルの確認

 

まず、①の志望校のランクについては大まかに分けると、

偏差値70〜60トップクラス、
偏差値60〜50アベレージクラス、
偏差値50〜40イージークラス

とさせて頂き、自分の志望校がとこの部類に入るかを確認して下さい。

 

 

次に、②の必要科目に関しては、国立大志望か、私大志望で変わってきます。国立大志望の場合は文系、理系関係なく、ほぼ全科目を網羅する必要があります。私大に関しては志望学部が文系、理系によって変わってきて、文系が国語、英語、社会科系の科目。理系が数学、化学、生物系の科目となっています。尚、理系志望といっても近年英語の需要は増しているため、英語の受験が必須となります。

 

最後に、③の競合するライバルの確認については、①のランク分けに関連する内容で、下記をご覧頂ければと思います。

.トップクラス→高校の進学校の学校成績の上位者、模試の上位者。浪人の上位者。海外留学経験のある帰国子女。

.アベレージクラス→高校の進学校または準進学校の受験生。浪人生。

.イージークラス→平均レベルの高校の受験生。

トップクラス合格者は、中学、高校、浪人と三年以上の規模感で勉強をかなりしてきている人、もしくは直近2年間の成績上位者、そして近年英語の配点が高まっているので、留学経験のある帰国子女のイメージがあります。やはり、トップクラスに合格するのは受験生全体の上位20%以下の狭き門なので、容易ではありません。合格者は、生活において勉強の優先度がかなり高い人ばかり。ある程度の覚悟が必要なクラス、レベルだと思われます。一日の勉強時間が10時間越えで、そんな生活を数年間している人たちです。

アベレージクラス合格者は、トップクラスを志望していたが、残念ながら合格できなかった進学校、準進学校の高校生または浪人生。もしくはアベレージクラスを望んでいた高校生。こちらに関してはアベレージクラスといってもトップクラスを目指していた受験生も含まれていますので、簡単な訳ではありません。一日の勉強時間も10時間越えの受験生もザラにいますが、スタートが遅かったり、勉強の効率が悪かったりで合格できなかったりと、こちらも甘い世界では必ずしもありません。

イージークラス合格者に関しては、アベレージクラスに合格できなかった高校生、浪人生。イージークラスといっても浪人生も含まれており、勉強をある程度してきた受験生がいます。勉強時間も10時間越えまではいきませんが、自主学習を数時間してたり、ストイックな環境を経験した人も含まれます。大学受験は合格自体が簡単ではないのです。

 

ここで皆さんにわかって頂きたいのは、
「受験がいかに大変であるか」ということです。たとえ偏差値という尺度でランク分けされていたとしても、そもそも「合格を勝ち取ること自体」が容易ではありません。(*募集の定員割れの大学を除く)

「合格を勝ち取る」ためには、それなりの時間と覚悟が必要となってきます。今回挑む受験に対して、あなたはこれからどれだけ時間を使いますか?どれだけのものを受験の為に我慢し、犠牲にしますか?それはあなたの自由です。しかし、私から言えることは、覚悟をして、これから多くの時間を使い、犠牲を払えば、偏差値40台から難関大学合格は可能であるということです。

 

    

 

その上で、受験の理想的なスケジュールを確認したいと思います。

受験半年前、つまり夏までには志望校の偏差値を何らかの模試で一度は突破するのが理想的なスケジュールとなっています。そして、秋から受験前まで過去問題演習を中心とした「テスト型勉強」をして、本番の受験に臨むという形です。

 

具体的な受験シーズンの直前のスケジュールは下記となっています。(*試験日から逆算の形で表記しています。)

3月上旬 国立大 試験
2月 私立大 試験
1月中旬 センター試験
1月上旬 私立大出願
12月 センター試験対策
11月 志望校過去問対策
10月 センター試験出願

 

こちらを観ると、年明けの約2ヶ月は試験期間であることがわかります。つまり、12月までには合格レベルに達して、年明けから本番のテストに臨むというのが理想的な形ということになります。よって、「受験の勝負は12月末の時点でほぼ決まる」と言っても過言ではないかと思います。逆に12月末が勝負なのです。

 

具体的な受験のスケジュールを観ることで、勉強について「いつまでに」ということがわかってきたかと思います。

 

トップクラス志望の方なら、偏差値60以上を夏の時点で記録し、12月末で、テスト演習も80〜100回こなしておきたいところです。

その他のクラス志望の方も、秋からテスト本番を想定した過去問演習中心というのは変わりません。逆をいうと、夏が最後に勉強の基礎を固められる期間となります。

 

勉強をはじめた人へ、志望校のランク、科目、競合を整理し、受験スケジュールを把握することであなたが今後どのように勉強していくべきかみえてきましたか??

受験に関する情報を集め、整理して、やるべきことを明確にして、一歩一歩、少しずつでも構いませんで、進んでいきましょう!

 

「がんばれ!受験生!あなたなら志望校に合格できる!」

 

以上、お読みになって頂き、ありがとうございました。

 

第2章「勉強をはじめる人へ」〜偏差値40からの早稲田受験〜

 

さて、勉強をはじめようとしている人へ

 

まずは

①目標設定をしましょう!

あなたが今からはじめる勉強のゴールとは何でしょうか?

 

将来の夢のため?
難関大学合格のため?
自分を変えるため?
家族のため?

 

それは人それぞれだと思います。

あなたの人生、答えを決めるのは他人ではありません。あなた自身がした決断が、あなたの力を最大限に引き出すことになるでしょう。

よって、目標設定はあなたの人生のための、あなたが自分なりに考えた、あなたの決断によるものにしましょう。

 

つまり、

あなたの目標に正解はありません。

強いていうなら、あなたが自分自身で設定した目標が、あなたの目標の正解です。

 

目標設定=自分で決めるもの、決めたこと

 

 

次に、目標が決まりましたら、

②目標達成のために、どういう勉強が必要か?
そしてその理由は何なのかをはっきりさせましょう。

 

例えば、
将来、日本を飛び出し様々な国の人々と一緒に働きたいという目標ができたら、
日本語圏以外の語学を学ぶ必要があります。
そしてよりよい教育を受けるために、どこでどういった形で学ぶのがいいのかを考えます。

あの大学の外国語学部は、目標とする国の留学プログラムがある、留学生がいっぱいいるなど。

そして、その大学、学部に入学するためにはどういった科目を勉強する必要があるのかをリサーチします。外国語学部であれば、語学は必須です。

つまり、目標達成のために必要なこと、そしてその手段を明確化するのです。

あなたのやるべきことは見えてきましたか?

 

そして最後に

③目標達成するにあたり、まずはあなたの立ち位置、レベルを知ろう。

志望校、志望学部、学びたいことが見えてきたら、その大学の偏差値を調べましょう。

 

*参考URLを貼ります。

https://www.minkou.jp/university/ranking/deviation/

https://manabi.benesse.ne.jp/ap/daigaku/search/nanido/

http://daigakujyuken.boy.jp/

 

ざっくりとはなりますが、偏差値ごとの難易度の感覚は以下のようになります。

偏差値65〜70 超難関 Sランク
偏差値60〜65 難関 Aランク
偏差値55〜60 やや難 Bランク
偏差値50〜55 真ん中あたり Cランク
偏差値45〜50 やや易 Dランク
偏差値40〜45 易しい Eランク
偏差値35〜40 超易しい Fランク

 

あなたが目指す志望校はどのあたりでしょうか?

ここで1つアドバイスがあります。

今もしあなたの志望校がCランクなら、Bランクに目標設定しましょう!

私は早稲田大学に入学し、私自身は最高でしたが、周りには東大、京大コンプレックスという仮面浪人生もいましたし、早稲田、慶応を目指していた友人は、夢叶わず、偏差値という尺度ではそれ以下の大学に進学しました。

(*あくまで偏差値とは部分的な尺度なので、
ご注意下さい。その価値尺度では測れない大学の魅力もあります。)

残念ながら全ての人が第一志望校に合格できる訳ではありません。しかし、目標を高く設定することは全ての人ができることなのです。

 

 

そして、目標を高くすることは、プラスしかありません。あなたをより成長させ、人間力を高めることができます。

志望校プラス1ランクがはっきりしたら、
あなたが今どのレベルか知るため、まずは大学受験の模試の申し込みに行きましょう。

もしくは、高校レベルの勉強が心配なら、中学レベルから始めましょう。

あなたの友人、知人に自分のレベルを聞くのもありかもしれません。

あなたは今、志望校合格という目標に対して、どの位置にいるのか見えてきましたか??

もしそれができたなら、あなたは次のステップに進んだことになります。

いよいよ勉強をはじめた人へ、これからはあなたは理想だけなく、多くの現実と向き合っていく必要があります。いろいろなことに挫けず一歩一歩進んでいきましょう!

 

以上、お読みになって頂き、ありがとうございました。

 

 

第1章「勉強したことがない人へ」〜偏差値40からの早稲田受験〜

 

勉強って何?
勉強ってする意味あるの?
どうしたら偏差値上がるの?

 

そんな疑問を勉強したことない人は思い浮かべがちです。

では逆に、勉強したら得られるものとは一体何でしょうか?

 

私は偏差値40台の工業科から早稲田大学に合格した経験があります。受験勉強を開始した当初は中学レベルの勉強から始めましたが、大学合格時は、早稲田大学含め、複数の難関大学に合格しました。

 

つまり、勉強をしたことない、「勉強を知らない」人間から世間一般でいう「学歴が高い」人間へ変貌した経験があるのです。

 

その際気付いた「勉強をすること」とは??

 

受験勉強開始当初から合格後、
自分自身に起きていた変化を考えると…。

 

自分自身の本質は変わらない、

 

しかし、

 

・自分自身を分析するようになり、感情のコントロールが上手くなった。

・自己表現が豊かになり、コミュニケーション能力が上がった。

 

なぜ上記のような変化が生まれたのでしょう?

 

それは受験突破で求められることに以下のポイントがあるからです。

①分析力
②自己管理、コントロール
③語彙力、ボキャブラリー
④アウトプットスキル

 

①の「分析力」に関しては、試験問題を解く際に問題を把握し、理解するのに必要不可欠となるもの、

②の「自己管理、コントロール力」に関しては、試験中、限られた時間の中で効率的に問題を解くため、自分をコントロールする。

③の「語彙力、ボキャブラリー」については、
主に国語を中心とした文系科目で求められ、

④の「アウトプットスキル」については、
問題を解き、回答する際、知識を元に、
文字に起こす際に必要となってきます。

 

これらのポイントは大学入試だけでなく、
社会人でも必須のスキルです。

 

「勉強」とは
「勉強すること」とは

学生という教育期間を終了し、社会に出て、
社会人として生きていくために、必要な
基本的なスキルに他なりません。

 

分かりやすくいうと、
勉強をすれば、人間としての基礎がしっかりし、より安定的な人生を送ることが可能になるということなのです。

 

勉強をすれば、あなたの将来にとって
大きな武器になることは間違いありません。

 

そして勉強は生まれつきの才能ではなく、
やるかやらないか「本人のやる気次第」であることを偏差値40台の高校から早稲田大学に合格した私は皆さんにお伝えしたいです。

 

まずは、

学校のテストを頑張ろう。
教科書を開こう。
本屋に参考書を見に行こう。

 

勉強をはじめる人へエールを送ります。

「地味でも、人生にとって大きな一歩を踏み出しましょう」

 

以上、お読みになって頂き、ありがとうございました。